新築注文住宅の土地と建築会社の選び方

新築注文住宅を建てる際には、まずは土地選びをする必要がありますが、近年毎年自然災害が日本でも増加していますので地盤がしっかりしていてあまり低くない土地を探すのがお勧めです。そのエリアの、ハザードマップを見れば水害の危険性が高い土地がわかりますので、最低限ハザードマップで危険性が指摘されている土地は避けるようにしましょう。

建築会社選びは、すでに決まっている場合を除いては色々と見比べて探すことになりますがそのエリアで評判の良い建築会社を選ぶのが重要です。建築会社の評判については、ある程度はネットで知ることができます。

建築会社とは建てるだけでなく、建てた後からもお付き合いは続きます。そのため、アフターフォローのきちんとできる建築会社を選ぶことが需要です。むしろ、建築会社を先に決めて一緒に土地を探してもらうくらいでもよいでしょう。

我が家は、親の土地をもらって地元の工務店で自宅を建てたのですが、数年前にできたハザードマップでは水害の危険エリアに指定されてしまいました。今のところ幸い何の害もありませんが、毎年台風で河川の増水があり裏にある川がいつ氾濫するかわからない状況です。

そういうことの無いように、ある程度はその土地に精通している建築会社に依頼をすると、地盤などにも詳しいですし多くの住宅を建てていればそれを見学させてもらうこともできます。新築注文住宅は、建売に比べると費用がかかりそうなイメージですが建築会社によってはコストカットをすることも可能です。

狭かったり個性的な形の土地を生かして建築できる建築会社もありますので、費用対効果が良いと評判の建築会社を選んでプランニングをするのがお勧めです。

土地を購入すると固定資産税の支払いが発生しますので、住宅を建てるのが決まってから購入してあまり必要以上に大きすぎない土地を購入するのがポイントです。我が家は木造のツーバイフォー工法にしたため東日本大震災では北関東でしたが無傷でした。

災害に強い家、という意味では注文住宅なら耐震性能にこだわれるのである程度の安心感は得られます

土地や建築会社探しで苦労したこと

家を建てようと思った時に苦労したのが家を建てる土地探しと建築会社選びでした。なぜなら、実際に家を建てる時に元々土地を持っていなかったので家を建てる土地探しをしないといけなかったのですが、その家を建てる土地を探すのが大変だったからです。

家族が持っている土地をもらえるなりできたら苦労もなかったのですが

実際は家族から家を建てるために土地がもらえるという事もなかったので

自分で通勤に便利な土地を探してく必要がありました。

ですが、実際にそのような土地を探すようになって感じたのはそう簡単に自分が望む土地を探せなかったというのがありました。

また、ちょうど良い場所に土地があってもその土地の価格がこちらの希望通りの価格である事はそうないので価格の面でも土地探しで苦労しました。

さらに私が苦労したのが家を建ててもらうにしてもどこの建築会社に建ててもらうかで苦労したというのがありました。

その理由はどこの建築会社でも良いという事ではなくどこの建築会社で家を建ててもらうかで良い家が建つか建たないか決まるというのがあるからです。

ですが、その建築会社を選ぼうと思った時でもどういう基準で選べば良いか分からないというのがあって簡単にどこの建築会社にすれば良いという風にはいきませんでした。

最初は簡単に身近な人にどこの建築会社が良いか聞いてそこに頼めば良いと思っていたのですが、実際はそれではどこが良いか分からないと思ったのでとりあえず色んな建築会社の口コミを探してどこが良いか精査する事にしました。

その時でもどんな建築会社でもそれなりに悪い口コミがあり、どこに頼めば良いかかなり悩みました。そんな中でも私は悪い口コミがあるからその建築会社を避けるのではなくどんな悪い口コミがあるかで選ぶようにしました。

その口コミの質を見てここなら特に気にしなくても良いと思ったところを選んだのですが実際にはその作業をするのも大変でした。

ですが、これでより良い建築会社を選べて良い家が建ったと思いました。

建築会社と一緒に土地を探しました

家づくりで土地から購入して注文住宅をする際には、建築会社を先に決める事をお勧めします。

土地から購入して家づくりを行う場合、まず不動産会社で土地を探してから建築会社を決めようとする事が一般的ですが、土地を先に購入するといろいろなリスクがあります。

土地には必ず建築規制の法律があり、建築できる家の大きさや高さが決まっています。

建築会社の人であれば、規制の内容を簡単に調べて注意する点などがわかりますが、一般の人には規制の専門用語などは分からない事ばかりです。

土地を仲介する不動産業者の人も、土地売買のプロではありますが建築のプロでは無い為、細かいところまでは知らない方が多いです。

土地を契約して、建築会社に家の設計を依頼した際に初めて建築規制の内容が分かり、要望の家が建築できない事もあります。

また、建築会社の見積もりを見て、思いがけなう追加工事費用がかかる事があります。

土地に家を建築する為に大掛かりな造成工事が必要で、その為に何百万も追加でかかる事があります。

特に周辺相場と比べて安い土地程、注意が必要です。

建築会社の人であれば、土地を一目見るだけで、そういった注意が必要かどうか分かります。

自分たちの理想のマイホームが建築できそうな建築会社を先に見て決めてから、建築会社の担当の人と一緒に土地探しをすると、リスクを回避して安心して土地の購入ができます。

また、建築会社によっては土地を購入する前に候補の土地で、建物プランの設計と見積もりまで提案してくれるところもあります。

事前に建物プランと見積もりを把握する事ができれば、土地購入を検討する上でとても参考になります。

建築会社の担当の人も、建てる事を決めてくれたお客に対しては一生懸命良い提案をしてくれます。

建てるかどうか分からないお客にはそれなりの対応になってしまっても仕方がありません。

その為、建築会社を決めてから、その担当の人と一緒に土地探しを行う事は失敗しない家づくりの大きなポイントになります。

土地があれば建築会社へ

土地を持っている場合にはその土地に自分の家を建てることが可能です。どんな土地でもどんな建物を建てることができるというわけではないのですが、とりあえず土地があれば何かと有効活用できるということは間違いないでしょう。

その手の情報というのはさすがに素人では分かっていないことが多いので基本的には建築会社などに確認を取るということだけでも十分に役に立つことでしょう。

土地はあるからそこに家を建てたいみたいなことを考えるのであればさすがに一から自分で色々とこういう土地にこういう家を建てたいというような理想があることでしょう。その理想をしっかりと実現してくれる建築会社であるのかというのは確認したいところです。

建築会社といっても大きなところもありますし小さなところもあるわけで、大手のハウスメーカーもよいですし、地元の工務店なんてところにもそれなりに魅力というのはあったりします。どの建築会社が良いのかというのは結構難しい問題であり色々と情報を調べて比較したりなんてことが求められることは間違いないです。

とりあえず土地が自前のものであるならば焦る必要もそこまであるわけではありませんし、ゆっくりと自分に合ったところが見つかるまでゆっくりと建築会社を比較検討するようにするというほうが基本的にはお勧めできることといえます。

例えば地下室が作りたいみたいなことがあるのであればそういう技術を持っている建築会社にする必要があります。どこでも同じようなものでは、と思うかもしれませんが、そもそも日本ではどうしても地下というのはそれほど一般家庭においては一般的な住宅設備ではないのでそんなにノウハウを持っている建築会社が多いというわけではないです。

ですからそういう住宅設備を作ろうという時には明確にそれができるとアピールしているようなところを選ぶと良いです。また、その土地の質というのもあります。建築会社に土地に関する調査なんかも依頼できればよいですが、そうしたことはまた建築会社とは依頼することになるでしょう。こうしたことがありますから土地があればなんでも建築会社に依頼できるわけではないといえるのです。

低予算での土地探しと建築会社選び

家づくりでは悩みは尽きないと思いますが、いかに低予算つまりローコストで注文住宅、つまり理想の家を作るかではないでしょうか。その点でポイントになるのが土地です。土地といっても立地の良いところや安いところ、それだけではありません。建築条件のない土地を探す必要があります。その土地に建築条件が付いていると、いろいろな制約があり思うように希望を叶えることができず、建設会社の言われるがままになってしまうからです。そうなると注文住宅でも、結局建売と大して変わらないようになってしまうので残念です。

土地探しは本当に難しく、そのエリアに空き地がない場合も少なくありません。建築会社や不動産業者に相談を持ち掛けてできるだけ情報を集めていく必要があります。なかなか土地が見つからないと、ここでも良いかと妥協したくなる部分も出てきますので、判断が難しいです。ですが焦ってこの土地でも良いか、妥協で決めてしまうと後悔することが多いので慎重であるべきです。

土地探しと建築会社選びは同時進行になると思いますが、建築会社も熟慮すべきです。よほどの信頼を得ていない限り、複数の建築会社に話を持ち掛けて相談してみるべきです。建築会社のスキル、実績、職人やどのようなタイプの住宅を手がけてきたのか、設計から施工まで全部をするのか、外注があるのか、なによりも依頼する側の目線で考えてくれるかどうかです。建築会社の儲けや仕事のしやすさばかりを意識している場合には、控えた方が良いかもしれません。

建築会社と外観や素材や間取りなど、決めることは多々ありますが、低予算で仕上げてもらいたいのであれば、当然妥協しなければならないところは出てきます。最初にこれだけは外せない、絶対に実現したい部分を幾つかはっきりと示し、それ以外に関してはやむを得ないという部分を出しておいて、それを基に建設会社に提案してもらうようにすると良いでしょう。

土地探し、建築会社選び、そしてその建築会社との話し合い、注文住宅を低予算で完成させるのは簡単ではありません。でも諦めなければ良い土地、信頼できる建築会社、また良い話し合いはできるものです。