建築会社と一緒に土地を探しました

家づくりで土地から購入して注文住宅をする際には、建築会社を先に決める事をお勧めします。

土地から購入して家づくりを行う場合、まず不動産会社で土地を探してから建築会社を決めようとする事が一般的ですが、土地を先に購入するといろいろなリスクがあります。

土地には必ず建築規制の法律があり、建築できる家の大きさや高さが決まっています。

建築会社の人であれば、規制の内容を簡単に調べて注意する点などがわかりますが、一般の人には規制の専門用語などは分からない事ばかりです。

土地を仲介する不動産業者の人も、土地売買のプロではありますが建築のプロでは無い為、細かいところまでは知らない方が多いです。

土地を契約して、建築会社に家の設計を依頼した際に初めて建築規制の内容が分かり、要望の家が建築できない事もあります。

また、建築会社の見積もりを見て、思いがけなう追加工事費用がかかる事があります。

土地に家を建築する為に大掛かりな造成工事が必要で、その為に何百万も追加でかかる事があります。

特に周辺相場と比べて安い土地程、注意が必要です。

建築会社の人であれば、土地を一目見るだけで、そういった注意が必要かどうか分かります。

自分たちの理想のマイホームが建築できそうな建築会社を先に見て決めてから、建築会社の担当の人と一緒に土地探しをすると、リスクを回避して安心して土地の購入ができます。

また、建築会社によっては土地を購入する前に候補の土地で、建物プランの設計と見積もりまで提案してくれるところもあります。

事前に建物プランと見積もりを把握する事ができれば、土地購入を検討する上でとても参考になります。

建築会社の担当の人も、建てる事を決めてくれたお客に対しては一生懸命良い提案をしてくれます。

建てるかどうか分からないお客にはそれなりの対応になってしまっても仕方がありません。

その為、建築会社を決めてから、その担当の人と一緒に土地探しを行う事は失敗しない家づくりの大きなポイントになります。