土地と建築会社どっちが先?
注文住宅とは、土地を1から購入し、建築会社によって1から建設していく建物のことをいいます。マイホームの場合、既に完成している住宅と土地を購入するいわゆる建売住宅も人気ですが、自分の理想のマイホームを叶えるために注文住宅を選択する人も多いです。
建設における第1歩として土地購入と建築会社選びが必要になってきます。多くの人が、土地選びを先にやり、建築会社選びをあとでやる何て考えの人もいるかもしれません。しかし、そうした考えは間違いです。建築会社と土地は並行して選定しなければなりません。
それは住宅ローンの問題が影響しています。住宅ローンは建築会社の紹介により銀行との間で融資が決定します。そのため土地だけでは融資を受けることは不可能だからです。中には土地だけで融資してもらえる「土地先行融資」というのも存在しますが、大抵の場合は建築会社と並行した審査が一般的です。
しかしそうした場合には、自分が気に入っていた土地が他の人と既に契約されていたなんて問題が生じることがあります。そうした不安がある場合は、先に土地だけを決め、そのあとに建築会社を決定する場合、猶予は1ヶ月とされています。
建築会社が見つからない場合は、契約介助となってします場合もあるので細心の注意を払う必要があります。また、建築会社が不動産連携しているところが多いので、建築会社を決めてそれから敷地を探すのも1つの方法です。
もう1つの方法としては場所と施工会社を別々に依頼したというケースがある場合の方法です。そうした場合は、契約者が間に入り交渉する必要が出てきます。
そうなった場合に不都合なことが生じると契約介助となっている可能性もあるので注意が必要です。方法はそれぞれですが、失敗しないためには施工業者と連携している不動産会社に紹介してもらうことが望ましいです。
初心者の場合は色々とトラブルになりやすいのでしっかりと注文住宅に関する本を参考にするのも方法の1つです。